吉田屋の梅干しの味は?|茨城県のブランド梅の梅干を実際に食べてみた結果

今回お取り寄せした梅干しは、茨城県の大洗町の「吉田屋」で製造されたものです。こちらの吉田屋さんは創業が1830年となっている老舗。パッケージとなっているとおり天保元年からあるお店なのです。

茨城県初の梅ブランドが使われています

ブランド梅というと、やはり和歌山県の南高梅をイメージする方も多いと思います。吉田屋で漬けられている梅のブランドは「常陸乃梅(ひたちのうめ)」というもの。

もともと茨城県というと水戸の偕楽園の梅が有名なように、梅の産地の印象はあるのですがブランド梅はこれまでなかったそうです。

この梅ブランドはJA水郷つくばに関係のある梅農家さんが共同で作ったものらしく、地元の愛情をたっぷり感じるものでした。

吉田屋のお試しセットの箱をチェック

今回購入したのは6種類の味が楽しめるという6種お試しセットを購入しました。

梅干しのシルエットなのでしょうが、どこか乳牛のデザインを思わせるお店のシールで留められて届きました。

簡易包装で食べきりが基本

色々な梅干が入っているお試しセットを数多く注文してきましたが、吉田屋さんのものはプラスチックの容器ではなく袋入りでした。

ダンボールで作られた仕切りで簡易的。味見としては十分ですが、開封したらすぐに食べきりたくなりますね。

説明はすごくわかりやすい

三年梅というのが吉田屋さんの標準的な梅干の名前なのですが、特徴を説明と数値でわかりやすく説明してくれています。

特に「甘さ」「塩加減」「すっぱさ」は、梅干しの好みに直結する部分ですし、とてもありがたいですね。

ラッピングをみてみよう

かつを三年梅を試しに手にとってみました。お店の説明を見てみると、環境のことを考えてプラスチックパッケージを使わないようにしているそう。

世界の人にもこの活動が伝わるとよいと感じました。

さすがに創業200年の歴史のあるお店。常に時代の変化を見極めてきたからこその経営だなと勉強になります。

しそ漬け三年梅で味を評価してみる

常陸乃梅の特徴なのかはわからなかったのですが、今回手に取った梅は小粒。

割ってみると果肉は薄くて可食部は少なめですね。

味は薄めで食べやすいということで、子供のおにぎりなんかに入れると喜んでくれそう。

 

吉田屋の梅干しの添加物などは?

今回のお試しセットに入っていた梅干しのラインナップからは、無添加の梅干しは八代目のみということがわかります。もっとも酸味のある昔ながらの製法ですね。

食べやすさもある三年梅と名前のつくものについては、うまみ調味料と甘味料としてステビアが使われていました。

塩を少なくするということは保存性が下がる。これを補完するためには必要なことなのかもしれませんね。

まとめ

今回は茨城県の老舗梅干屋の吉田屋のお試しセットを購入してみました。

小粒で果肉薄と可愛さを感じる梅干しでしたね。お試しセットだけで判断すると贈り物ようとしては選びにくいかなという印象を受けます。

ただ、味は非常に食べやすく、やはり国産の安心感を感じました。日常で食べる梅としてはとても使いやすいと感じます。

贈答品レベルの梅干しももちろんライナップされていますので、あくまで評価はお試しセットとしての判断になりました。気になる方はお取り寄せしてみてください。

 

価格:1,500円(税込)