最近お気に入りのスーパーに新しい品種のお米を見つけました。その名も「ほほおちる」。
パッケージの裏側を見ると、しっかり単一原料米であると書かれていることから、ブランド米であることは間違いありません。
今回はこの「ほほおちる」、購入して味わいを確認することにします。
「ほほおちる」の正式名は山形95号
今回見つけたお米、ほほおちるというブランド米。実はアピタ・ピアゴが公募で名前を付けたブランド米のようです。
募集は2022年12月まで行われていたので、比較的新しい商品ですね。
実はこのほほおちるという商品名になったアピタのブランド米ですが、品種の正式名は「山形95号」というお米となります。
山形95号は最近では有名になりつつある「つや姫」というブランドの同時期のお米で、ライバルと言っても良い存在。2022年から一般作付けが始まった「つや姫」なのですが、
- 定められた栽培適地
- 認定を受けた生産者
このような農家さんしか作ることができないのです。そこで、中山間地とつや姫を作れないエリアでもおいしいお米を開発してほしいという要望があり「山形95号」というお米なのです。
「山形59号」「奥羽366号」というお米を親にもち、自由に商品名をつけていいというのが特徴。こしひかりとひとめぼれの系譜となる品種となります。今回アピタで購入したの「ほほおちる」以外では、「雪きらり」「夢まどか」「もがみ誉れ」「ひだまり」などが同じ品種のお米となります。
ほほおちるの味の特徴は?
炊いてみるとお米の一粒一粒が大きいという印象があります。
また、やや粒に丸みがあるかなと思います。
炊き上がりはつやが中程度で、甘みがしっかりしているタイプです。旨みも程よく、十分においしいと感じられるお米でした。
ただ、つやや粘り、食感はややザラツキと解れを感じます。チャーハンやおこわなど油をまとわせる食べ方で最高に美味しい。
採点結果
- 甘み
- うまみ
- 粘り
- 舌触り
- 冷めた状態
まとめ
今回は山形県産の気になるお米「ほほおちる」について、実際に食べてみました。
全国トップレベルの特A米と比べると、味わいはさっぱりですが炊き立ては十分に美味しいですね。日々の生活に十分取り入れられますし、たまにこのようなお米を入れておくと、コシヒカリなど普段食べているお米の特徴が際立って感じられるようになります。
今回はアピタ実店舗で購入しましたが、お近くにない方はネットで「山形95号」を探して購入してみると品種の特徴は楽しめるかなと思います。
ちなみに山形のお米が食べ比べできて、山形95号が含まれているふるさと納税の返礼品もありました。結構気になるものですのでご興味がある方は是非お取り寄せしてみてください。