炊いたご飯の美味しい保存方法は?

料理をあまりしない人でも、ご飯だけは炊くというかたは多いと思います。また、最近は家族の人数が減ったため、炊いたご飯が余ることもよくあります。では、炊いたご飯はどうやって保存していますでしょうか?ご飯の保存方法には、冷凍・常温・炊飯器での保温・冷蔵庫の4つが考えられますね。最もおいしい保存方法はどれでしょう?

ベストな保存方法は、炊きたてご飯を冷凍

結論から申しあげますと、保存したご飯を一番おいしく保存できるのは冷凍です。冷凍ご飯がおいしい理由は、お米に含まれるでんぷんの水分が蒸発しないで保存できる方法だからです。
保存したご飯がおいしくなくなるのは、主成分のでんぷんが水分を外に出してしまうから。水分が抜けたでんぷんはボソボソしてしまい、食感も味もとても悪くなります。これを防ぐには、炊きたての最高においしい状態のまま、ご飯をラップにくるんでしまうことです。熱いままラップに入れてしまうので、ラップの中でご飯が汗をかいていますが、この水分がとても大事なのです。
ご飯はラップにくるむときは、ご飯をつぶさないように、ふんわりと包みましょう。そして粗熱が取れたら冷凍庫へ入れます。冷凍庫に急速冷凍機能があるなら、短時間で冷凍するともっとおいしく保存ができますよ。

炊きたてご飯をおひつに入れて保存しても、水分はキープ

どうしても冷凍保存には抵抗があって…という人は、炊いたご飯をおひつに入れて常温保存するのがオススメです。炊きたてご飯を木のおひつに入れると、余分な蒸気は逃がして、要な水分は残してくれます。そのため、常温で保存してもごはんがボソボソにならないのです。朝炊いたご飯は、夜までおいしく保存できます。夜に炊いたご飯は、翌朝の朝食でいただきましょう。
木のおひつが主流ですが、最近は陶器製・セラミック製のおひつも登場しています。どれもご飯の水分をしっかりキープできます。

木のおひつ

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金属を要していないので電子レンジでご飯を再度温めることも可能な優れものです。3合タイプと5合タイプがあり、いずれも人気のあるおひつです。
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セラミックのおひつ

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取っ手がついているので持ち運びに便利です。電子レンジで温められます。
落とすと割れてしまうことを除けば、メンテナンスが楽ですし木のおひつ以上に便利な商品だといえます。
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冷蔵庫と長時間の炊飯器の保温はNG

ご飯の保存でおすすめしないのは、冷蔵庫と炊飯器での保温です。冷蔵庫はお米のでんぷんをボソボソにしやすく、炊飯器の保温機能には限界があります。炊飯器で保温するのは、5~6時間までにして、早い段階で冷凍保存に切り替えましょう。6時間を過ぎるとご飯のツヤがなくなり、においも出始めます。
冷凍庫に入れたご飯は、常温で解答せずに電子レンジで一気に解凍します。これでおいしく復活しますよ。