梅干しの甘味料どこまで許せる?私が好きなのは○○

最近の食べやすい梅干しは、塩と梅以外にも調味料が使われます。

特に酸っぱさを抑えたものは、はちみつ漬けをはじめとして甘さを加えて味を調えてあります。

今回は梅干の原材料のうち、甘味料が使われているとき私が気にしているポイントをお伝えします。

そもそも甘味料って何?

甘味料とは「食品に甘みをつけるための化合物」のことです。広い意味ではお砂糖も甘味料の一種となります。

ただ、ここで話題にするのは、食品添加物として使われるお砂糖以外の甘味料。人口甘味料や合成甘味料について梅干しに入ったときにどれを選べばいいのか私の考えを紹介します。

甘味料は美味しくないものもある

カロリーを減らしたり、あるいは保存性を上げるために調味梅干しの多くの商品に甘味料が使われています。

ただ、甘さがプラスされているだけかというと、後味が悪かったりお腹がいたくなったりと味覚意外にも影響があるものです。

今回は長期で食べたときの健康へのリスクについては、抜きにします。医学的な根拠など無縁のお話。ただ、味わいや食べた後に私が感じたことからアリの甘味料、ナシの甘味料を紹介します。

私的ナシの甘味料

梅干しに入っているけれど、これが入ってたら買わないという甘味料を紹介します。

アセスルファムK

この甘味料は、2000年に認可されたばかりの添加物としてしられる甘味料です。甘味度は砂糖の200倍とされ、甘さを追加したいときには便利なのでしょう。

ただ、この甘味料は一番苦手。

刺さるような甘さと食べ終わった後に、まるでシャボン液が口に入ってしまったような感覚が残るのですよね。いつまでも口に残るのでこの甘味料が入っているものは避けるようにしています。

アスパルテーム

アスパルテームはL-フェニルアラニン化合物とも記載されることのある人工甘味料です。甘さはこちらも砂糖の200倍とされます。

この甘味料は、苦い。この一点で梅干しには合わないと感じます。

梅干しがいくら酸っぱい味付けがされていたとしても、それを上回ってくるえぐみ。はちみつ梅など甘みがしっかり付けられているもので添加されていることがあるので、注意して購入して欲しいです。

スクラロース

人工的に合成された甘味料となり、原料はお砂糖。甘さは砂糖の600倍と大幅に甘みをアップさせたものになります。

スクラロースは味はちょっと甘みが強いかなくらいで大丈夫なのですが、食べた後にお腹がいたくなるので避けています。同じような方はいるかもしれませんね。

ラカンカ

糖質を下げた健康食品や美容のための食品に使われていることもあるラカンカ。漢方としても使用されて、ちょっと健康には良さそうな雰囲気があります。ただ、私は避けたくなる甘味料です。

甘さを感じるタイミングが食べ物ではないんですよね。

マイルドではあるものの舌に染みこむように甘さが伝わってくるので、梅干しの風味を味わっている最中に甘さが出てきてしまうのです。味が苦手。

私的アリの甘味料

梅干しなどに利用されている甘味料の中で、違和感をそこまで感じずに食べることができる甘味料を紹介します。

カンゾウ

植物のカンゾウから抽出した甘味成分。漢方薬としても利用されるものになります。

この甘味料は比較的高級志向の梅干し屋さんでも使っていることが多いですね。

実際に食べてみると、お砂糖とは違う甘さなのは間違いないのですが、私的には食べ物として認識できるレベル。甘さもマイルドです。

ナシのものが、洗剤だったり薬のような味を感じたのに対して、これはまだアリ。

オリゴ糖

オリゴ糖は慣れ親しんだ甘さで、梅干しに入っている甘味料の中では好きな味です。

牛乳に含まれる「乳糖」という成分を原料にして作られています。甘さは砂糖と比較すると30%とむしろ甘くない成分なのですが、柔らかい味わいで繊細な味付けの梅干しとの相性は良いです。