梅干しは保存食なので何年も持ちそうなものだけど、本当はどれくらいの賞味期限になるのかわかりにくかったりします。
中には数十年ものの梅干しなどもあり、保存の方法が特別なのか、それとも梅干はすべて長期保存かのうなのかと疑問がわきます。
今回は、特にわかりにくい梅干しを美味しく食べれらる期間、賞味期限についてみていきましょう。
梅干の賞味期限とは美味しく食べられる期間
梅干しは漬けてから1か月後くらいから食べられるようになる漬物の一種です。
市販のものなどは味を落ち着かせるために半年から1年後くらいのちょうど良いタイミングで出荷しているものが多いようです。
漬け始めから半年を過ぎたころになると、塩分と酸味がちょうど良いバランスとなり、しっとりとまろやかな味わいになってきます。
美味しく食べるためにどこが良いのかと考えると、3年以内というのが最も美味しいと感じます。それ以上になると果肉が柔らかくなり過ぎる印象があります。さらに、徐々に塩分が濃くなるので当初の味とはやはり変わってきてしまいます。
梅干しを市販ではなく自宅で漬けているという方は、毎年梅干しを作った後で保存を小分けにして、ご自身で味の変化をみてみるのも面白いですよ。
市販されて梅干の賞味期限は守っておきましょう
最近の紀州梅干しの流行もある、はちみつ入りや減塩のタイプのものは賞味期限を守るほうが賢明です。
梅干が長持ちするのは、材料に甘さやうまみなどの余計な成分が入っておらず、食塩の濃度が高いことも理由になります。はちみつや塩を少なくする代わりにうま味調味料が入っている調味梅干しの物の場合には、早いものでは3ヵ月後に賞味期限が設定されています。
この表示を守って食べるのが良いです。
梅干の保存方法|冷暗所で保存ってなに?
梅干しを購入すると、冷暗所で保存するようにと記載されているのを見たことがあるでしょう。
冷暗所とは「直射日光があたらない、涼しい場所」という意味。
キッチン回りで探した時にはもっとも一般的なのが台所の流し台の下。お水が流れることもあって温度が保たれやすいのです。より好ましい環境としては風通しが良いところなのですが、なかなか現代のおうちではこの環境にぴったりの場所は少ないかもしれません。屋外に車庫がある方はそのような場所もおすすめですよ。
とはいえ、悪くなるのが心配という方は、冷蔵庫がやはり安心ですよね。私も結局梅干スペースがあります。
さいごに
今回は梅干の賞味期限についてお伝えしました。
一般的な期間をしめしましたが、賞味期限というのは保存の環境などに影響されます。気温が高く湿度が高い場所に長時間置いてしまった場合などは、一気にいたんでしまいます。
表示の期限を守ったり、目安として使うのは良いですが、最終的には見た目や味を頼りにしましょう。味が変わったなと思ったら賞味期限にかかわらず捨てることも大切ですよ。