マネしちゃだめ!梅干しの医療的な使い方まとめ

梅に関する嘘っぽい健康法について

梅干しや梅エキスにはは古くから殺菌効果あることがみとめられており、様々な民間療法が存在します。

梅酢でうがいをするなど、なんとなく納得できるものも実際にはあります。ただ、都市伝説とか噂レベルのあぶないと感じるものもしばしば。

今回は私が梅干に関する噂話のなかから、マネしちゃいけないと感じたものについて紹介します。

梅に関する謎多き治療法について紹介します。

①とげぬきに梅干し

外で遊んでいると古い木のささくれだったものに触れてとげが刺さることがあります。

小さいとげが刺さったときの対処法として梅干しをつけると良いという迷信があります。

小さいとげがささると、なかなか抜くことができずツライですよね。そん時に早く抜くために梅干しの果肉を、とげが刺さったところに当てておくそうです。ガーゼやばんそうこうでその部分を抑えておくと、とげが浮き上がってくるらしい。浮いてきたものは毛抜きで抜き取る方法。

これは、菌の少ない清潔な環境で手をふやかしているだけでは?と感じます。

あえて糖分や塩分が制御されていない梅干しでやらなくてもいいのではと思ってしまいます。

②めやにが出たら梅酢で洗浄

目の感染症などで目やにが出て困ったときは、かつて梅酢をガーゼに染み込ませてふき取るのが良いとされたそうです。

たしかに殺菌効果はあるのですが、やや危ない。というのも漬物を付けたことがある方はわかると思いますが、どうしてもカビが生えたりするでしょう。どの時点でカビが存在しているかわからない時点で目に直接ふれるような方法は避けるべきです。

現在は専用の目薬も医療も発達していますので、この方法は避けましょう。

清潔にしつつ自然治癒させるのが一番です。

③避妊薬として梅肉エキスの噂

梅肉エキスはクエン酸が多く含まれているために、強い酸性になっているんです。

酸性環境と殺菌効果をつかって、避妊効果があるという噂がありました。やり方としては、性交前に10倍~20倍に薄めた梅肉エキスを膣内に入れておくという方法。

考えればわかると思いますが不衛生。やめましょう。

④梅番茶でイボを取る

イボができてしまったら、濃いめの梅番茶を直接イボに塗ると徐々に良くなるという治し方があります。

梅番茶は梅干しをつぶして番茶に溶かして作ります。これを繰り返し塗ることで、イボが割れてきて取りやすくなるのだそう。

現在では皮膚科でいろいろな取り方ができていますので、そちらの方が清潔に早く確実に取れます。かつての民間療法だということを理解して、現代ではすでに良い治療方法があるということを知りましょう。

⑤梅干しでしもやけ対策

寒い時期に梅干しを使った化粧水を使うとしもやけを防止することができるそう。梅干しの成分で血液の循環がよくなり未然に防ぐことができるらしいです。

また、しもやけができてからも梅干し化粧水を塗ってマッサージすることで治療効果が得られると。刺激の強い梅エキスを皮膚に直でつけるのは肌の弱い方には厳しすぎます。もしやりたくなった方がいましたら炎症やかぶれを起こさないかしっかり確認してから行いましょう。

梅干し化粧水の作り方の一般的なものとして、梅干しを十分に塩抜きをしておきます。塩抜きが終わった梅干しをビンに移し、それに焼酎を注ぎます。しばらく漬け込んで焼酎に梅の成分を溶かし移したら最後にグリセリンを入れる。

今回紹介したものの中では、やってもいいと感じますがお医者さん行けばいいのにというのが私の考え。