土鍋でのご飯の炊き方と美味しく炊くコツは?

ご飯の味は炊き方によって大きく違ってきます。

土鍋で炊いたご飯は甘くておいしいと聞きますが、やり方がよくわからなくて試したことがない方もいるでしょう。

今回は、家庭にある鍋料理に使用する土鍋を使っておいしく炊くコツを簡単な方法をご紹介します。

洗米はいつも通り、最短でも30分は水につける

土鍋でご飯を炊く場合も、炊飯器で炊くのと同じように洗米します。

洗米後は水につけておきますが、ここは最短でも30分はおきましょう。お米を水に浸しておくのは、お米の中心部分のでんぷんにまで水を浸透させるためです。最短30分、お米が新米かどうかや品種によってさまざま、上限は2時間で調整するのが良いでしょう。

水につけた後のお米はざるにあげ、お米を計った計量カップで2合を炊くなら2杯分の水、3合なら3杯分の水を入れます。1合につき200mLのお水で炊き上げましょう。

お水は昆布水でも大丈夫。

ただ、上等なお米の場合には旨みは追加しなくても美味しいとおもいます。

我が家の土鍋は、伊賀焼(いがやき)のものを使っています。土鍋で有名なのは伊賀焼か萬古焼だそうですよ。調べた結果これにしました。

強火で一気に炊き、蒸らし時間をとる

炊飯するときは、強火で一気に行きます。よく「ご飯を炊くのは、はじめチョロチョロ中パッパだから、最初は弱火で」という人もいますが、あまり気にしなくても大丈夫です。最初から強火で加熱していきましょう。
強火で加熱していると10分程度でフタの穴から湯気が上がり、周囲に泡が出てきます。
泡がフタを一周するくらいになったら火を止めましょう。ここから、蒸らしに入ります。

蒸らしは15分

15分経ったらフタを開けてご飯をほぐします。土鍋の底からすくうようにして、ご飯全体に空気が入るようにほぐして、余分な蒸気を抜いていきます。仕上がりのおいしさを左右する作業ですから、蒸らしが終わったら必ずほぐしましょう。

火にかけたら蒸らし終了までフタを開けない

これで土鍋ご飯の出来上がり。とても簡単ですね。土鍋でおいしいご飯を炊くコツは、洗ったお米を鍋に入れて加熱し始めたら、蒸らしが終わるまで一度も鍋のフタを開けないことです。
慣れないうちはご飯の状態が気になり中をチェックしたくなりますが、我慢しましょうね。

最初の水加減と、火を切るタイミングを忘れなければ、ほとんど失敗することはありません。
以上のように、3つのことに気をつければ意外と簡単に炊き上がります。
土鍋は保温効果が高いので蒸らし時間でよって芯が残ってもおいておくとちょうどよくなることもあります。おいしいおこげもできますし、ご飯をより楽しむことができますよ。是非試してみてください☆

わたしが使っている土鍋のご紹介

我が家で使っている土鍋、これは伊賀焼の長谷園のものになります。取手に釉薬がついて綺麗。

かかり具合は一つずつ手作りで選べませんが、運に任せての購入になります。一点ものの楽しみがあっておススメですよ。

同じものが楽天市場で在庫あるのを確認できました。