ご飯は主食として1日に何回も食べるものです。それだけに、ダイエット中はカロリーが気になります。
カロリー計算のためにも、お米1合とお茶碗一杯分のカロリーをしっかり把握しておきたいですね。ついでにご飯はダイエットに向いているのかも知りたいところです。
ご飯1合のカロリーってどれくらい?
ご飯1合は約534キロカロリー
まず、お米1合が何gになるのかを知っておきましょう。1合のお米(炊飯前の生米)の重量は150gです。そして1合分のお米のカロリーは、約534キロカロリーです。
なんだか多いな、と思うかもしれませんが、これはご飯として炊飯する前の重量をベースに計算しています。
1合のお米を炊くと、お米が水分を吸うので重さは約330gになります。カロリーは炊く前と変わりません。
白飯お茶碗1杯何カロリー?
お茶碗1杯なら約240キロカロリー
次に、1合のお米はご茶碗何杯ぶんのごはんになるのか。1回の食事で食べる量は人によって違いますが、ご飯茶碗1杯には約150gのごはんが入るといわれます。
330gのご飯なら2回分強なので、1食あたりは約240キロカロリーです。
パンとご飯なら、ご飯のほうが脂質量が少ない
主食は栄養バランス上で欠かせないものですから、ダイエット中の人はご飯を食べるべきかパンを食べるべきか迷うでしょう。
食品にはいろいろな栄養が含まれていて、単純にカロリーだけで考えることはできませんが、ひとつ参考にすべき点はご飯に含まれる脂質の量です。
150g(約240キロカロリー)のご飯には0.5gの脂質が含まれます。これをおなじカロリー数のパンと比較してみると、パンの脂質は約4.2gです。
脂質だけを取り出して比べると、パンのほうが8倍も脂質が多いのです。
ある程度の脂質は体に必要なものですが、脂質はほかの食品からでも摂取できます。むしろ摂りすぎを心配している人が多いでしょうから、ダイエット中の主食はご飯と決めて、パンはサブ的な扱いにしたほうがいいかもしれません。
ダイエット中はお茶碗を小さくしてご飯の量を調整
ご飯1杯150gのカロリーが約240キロカロリー。
これを高いと思うかどうかは個人差がありますが、食べる量を調整することで1日の総摂取カロリーは調整ができます。
子供用のご飯茶碗1杯(100g)に変えれば、1食当たり約160キロカロリーに減らせますから、ダイエット中はご飯の量を控えめにすることから始めるといいですね。