老若男女問わず人気の高いカレーライス。実はお米を最適化することでより美味しくなるってご存知でしょうか。
相性の合う米、炊き方を知っておくとより美味しいカレーライスを楽しむことができます。
カレーライスと相性の良いお米について
お米によってカレーライスの美味さは全く変わるものですから、どういった特徴を持ったものを、どのように調理すれば良いか知る事で、より美味しく食べる事が出来ます。
カレーに合う米の条件としては粘り気が強いものよりも、パサパサした感じのものが相性が良いです。
カレーの専門店等では「インディカ米」という銘柄を利用しています。
日本の普通のお米は「ジャポニカ米」。米粒の長さが短くて炊飯した際に粘り気が出る特性があるのですが、「インディカ米」は米粒が長くて炊飯時にパサついた食感。粒を感じられるのでカレーのルーと混ぜて、食感もおいしいのです。
カレー専用のお米があるって本当?
最近ではカレーに合わせた、カレー専用のお米が販売されています。たとえば人気のある商品のひとつに「華麗舞」があります。これはジャポニカやインディカの中間の特徴を持ったもの。知る人ぞ知る人気のお米なのです。
華麗舞は食味が独特。粒をしっかり感じながらも、噛むとしっかり柔らかいのです。カレーの味を引き出すお米の品種となっています。
カレーと相性の良いブランド米
カレーは汁気がある料理なので、ご飯がある程度硬い方が適していると思います。お米の品種でいうと、上記の華麗舞のほかではインディカ米、タイ米などの品種は試してみる価値がありますね。
それでもやっぱり、お米の旨みを重視したいという方には、もちろん日本の米がオススメです。粘り気が少なくてカレーに相性が良いものとしては、あきたこまち、ミルキークイーンなど、あるいは玄米等がカレーに合っています。
カレーに合わせたお米の炊き方は?
硬い方が良いから炊く時に水分を減らせば良いわけではなく、カレーに合ったお米の炊き方のコツがあります。米を美味しく炊く際の水加減は米との比率が1対1ですが、カレーの時には1対0.9で水を少し減らす事が有効になります。
この時の考え方としては、水を減らすというよりも、水分を吸収しにくいご飯を炊き上げるように意識する事が大切です。
お米のお水加減を調整する方法
米炊きの事前準備としては浸水時間を減らす事で、米の水っぽさや甘味を抑制出来ますし、炊き上がりの蒸す時間も少なくして、炊き上がりに炊飯器の蓋を開けて混ぜて、そこから蓋を開けたままにすれば蒸気を逃すのがコツになります。米を軽く炒めるのも有効であり、炊き上がった米をフライパンに入れて炒める際に、油無しで炒めると食感がパサッとなって、カレーとの相性が良くなるんですよね。是非お試しください。
カレーライスを美味しく食べる時に、カレーのルーや具材も重要ですが、ご飯は味に大きな影響を与えるので、是非最高の組み合わせを見つけてくださいね。