お米を買ってきて、袋からあけると半透明のお米に混じって白濁米が混じっていることがあるのにお気づきでしょうか。もちごめじゃないのに真っ白な濁ったお米があるとちょっと驚きますよね。
これは
「しらた」「粉状質米」「乳白粒」と呼ばれる状態で、一般には未成熟な段階で刈取期を迎えた時におこるものです。原因は栽培中に高温になり過ぎたか、日射量が少ないときに発生するといわれます。熱帯夜が続くと発生しやすいという傾向があるようですね。
古米が混ざっているのではとか、お米の病気ではと思う方もいると思いますが、食べても問題はありません。食べて身体に悪いことは全くありませんのでご安心を。
白く見えるのはお米の中に空気や密度の低い部分が生成しているため、光が拡散してしまうためです。空気が入っていたり、未成熟ということもあり食味は低下してしまいます。デンプンが正常の半透明のお米よりも少ないために、炊飯時に水っぽくなることがあります。