衝撃!?魚沼産の平成29年産コシヒカリが特Aから初の陥落。

お米好きでいろいろな食味ランキングで高評価のお米を食べ比べしています。
日本穀物検定協会が毎年発表する食味ランキングですが、平成29年に収穫されたお米の評価が発表になりました。この評価は味や香りなどのお米の採点を行っている、日本で最も有名なお米の評価になります。
2018年2月28日に発表された平成29年の魚沼産のコシヒカリがなんと「A評価」に降格です。
魚沼産の「コシヒカリ」はこの食味ランキングが制定された1989年から28年もの間連続で最高評価を受けていたお米です。超有名ブランドとして名高いですが、初の特Aという最高評価から初の陥落となってしまいました。
本当にショック。。。

最近私も食べたんです2017年産

実はつい先日も魚沼産のコシヒカリを取り寄せて食べたばかりなんですが、私は味の低下も艶も香りも全く下がったように感じませんでした。
やはり、日本一のブランドは違うなと感動していたんです。
おかずがいらないご飯として食べられる数少ない、本当に美味しいお米そのものでした。それだけに食味ランキングは驚きでした。
ここでは、特定のブランド米をいいませんが同じ平成29年収穫の特A評価米の「アレ」や「アレ」よりも全然美味しいから。

今回の低評価は天候の影響らしい

今回魚沼産のコシヒカリが低評価になった一つの要因として、2017年の夏の天候があったといいます。さすがに天気だけは、神様の恵みなのでどうしようもないですね。
ただ、やはり新潟県のコシヒカリは軒並み高評価で富山側の上越・山形寄りの下越・佐渡と3つのエリアで特Aランクを得ています。
粒の揃いが悪かったのか、しらたが出ていたのか。
私は美味しさ変わらずと思っているので、価格が下がったらラッキーと思って要チェックですよ。

まぁ嬉しいことがないわけでもない

個人的に美味しいご飯として感じているものの評価が下がったと一般に発表されてやや残念ではありますが、良いこともありました。
それは他の産地の新しいブランド米が続々と高評価を得ていることです。
品種が変わると、食感や香りが大きく違うのでお米好きとしては楽しみが増えたことは非常に嬉しいです。
やはり美味しいのは青森の「青天の霹靂」。このお米はおいしいです。コシヒカリを食べなれてしまっている方は、香りが独特なので新鮮に感じられると思う。甘さと香りのバランスが心地よいのでお試しあれ。
また、新しい品種と指摘になったのは高知(県北)の「にこまる」、埼玉(県東)「彩のきずな」は躍進したといって良いでしょう。
農家さんの努力があってようやく達成した快挙だと思いますので、是非続けていってほしいですね。
また、参考品種として宮城「だて正夢」、山形(村山)「雪若丸」、福井「いちほまれ」、熊本(県北)「くまさんの輝き」が特Aを得ています。今後収穫量が増えてくれば、入手しやすくなると思います。
食べる機会があったらレビューしますね。
では。