生の青梅に毒性があるというのは本当か
毒があるというのは本当です。
青梅は熟している実ではないのです。この状態で外敵に襲われるといけないので植物は未熟な実にアミグダリンという毒がはいっていることがあります。
これは梅に限った話ではないのです。
アミグダリンについて
このアミグダリン。実はそれだけでは体への毒にはならないのですが、人間の身体にある消化酵素と反応をしてシアン化合物に変換されます。
ただ、このアミグダリンは青梅の実を少し食べたところで、命に関わるものではありません。
ただ、安心してください。
また、触って毒なのかということが心配になる方もいらっしゃるかと思いますが、これも触るだけではまったく問題ありません。
種の中身は生では食べないように
ただ、種の中の身(仁)は食べないほうが良いです。アミグダリンが多く含まれていることがあります。
また、塩漬けや砂糖漬け、熱を加えた調理などがなされており、果肉の色が変われば青梅の毒性は完全に消えます。
安心して食べてくださいね。