全国の梅干し産地のまとめ

梅干といえば和歌山県の紀州が有名ですが、きっと他にあるはず!!今回は他の梅干しの有名な産地について紹介します。

梅の出荷量からみてみましょう。

梅の収穫量トップ5

<% metaKeywords %>和歌山県 58,200トン
<% metaKeywords %>群馬県   4,020トン
<% metaKeywords %>奈良県   1,830トン
<% metaKeywords %>福井県    986トン
<% metaKeywords %>徳島県    248トン

平成28年農林水産省データより

やっぱり和歌山県は圧倒的、全国の梅の63%を生産しているという。すごい量ですね。

しかも和歌山県で多く生産されている南高梅は果肉が厚いという特徴がありますから、実際に食べられる部分(種を除いた部分)の出荷量に換算すると日本のほとんどの梅は和歌山産ということになりそうです。

ただ、全国でもある地域では梅林が有名であったりと、良質な梅干を作っている方々がいます。今回は全国的にはあまり知られていないけれど、地元ではすごく有名な梅干を紹介します。隠れた梅干しの名産地を調べたい方の参考になればと思います。

福井県の西田梅(福井梅)の梅干

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日本海側にある福井県にも梅干の名品があります。全国の梅収穫量でもトップ5に入る福井でも特に温暖な地域である西田地区で栽培されています。

その歴史は天保の時代からあるということで、特にこの西田地区で収穫された梅は「西田梅」と呼ばれ重宝されたようです。

南高梅同様に梅の実の片側がほんのり赤くなっている「紅映」という品種が多く栽培されており、梅干用になるための特徴である種が小さく果肉が厚いという特徴があります。

全国の梅干ファンの中でも評価が高いです。

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群馬県の箕郷・榛名の梅干

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群馬県で古くから有名な特産品である『白加賀』を丁寧に梅干に漬けたものも美味しいと評判です。

ギフト用としては若干ブランド力が低いのですが、旨みがあってさわやかな果肉が特徴です。

梅の生産高日本2位の名産地が作る大粒で果肉が厚いは一度は食べてみたいところです。

特に有名な梅干は、高崎市の「榛名」「箕郷」の地域で作られるものです。榛名と箕郷は安中市の「秋間」とあわせて、「ぐんま三大梅林」と呼ばれる梅林で有名な土地なんです。

梅祭りも開催されて観光地としてもご存知の方は多いかもしれませんね。
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小田原の曽我梅林の梅干|神奈川県の梅

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神奈川県西部にある小田原には曽我梅林という梅の名所があります。この土地では銘梅としてしられる「十郎」という梅が育てられており、古くから梅の名産地として知られています。神奈川県にお住まいの方は一度は聞いたことがある土地です。

この曽我の「十郎」梅は果肉が厚く、南高梅と同様に梅干の原料とするのに適しています。

また、果皮も薄く破れやすいために梅干作りはかなり丁寧に行われることでも知られます。
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