今回は私がオススメするお米通販のできるお店、いなほんぽの初めての方限定のセットで選んでみました。
初回限定セットは好きなお米の種類を2種類選べて、特製の可愛いしゃもじも付いてくるお買い得商品。気になっていたブランド米「朱鷺と暮らす郷」を選べるというので購入してみることにしました。
朱鷺と暮らす郷とは
今回お取り寄せしたのは新潟県の特別栽培米の「朱鷺と暮らす郷(ときとくらすさと)」。品種はコシヒカリですが、栽培方法に条件がある特別栽培米で美味しいと評判なのです。
新潟県の佐渡で採れるコシヒカリなのですが、特別栽培米として近年開発されたブランド米なんです。お取り寄せでしか購入しにくいという希少性もあります。2007年に特別天然記念物であるトキの保護を目的として作られたもので、市が「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を立ち上げることによって全国的に知られることになりました。
朱鷺と暮らす郷づくり認証制度とは
佐渡市が制定した、ブランド米を認定するための条件は以下の5つになります。
認められるためには、トキを大切にする気持ちから農薬をできるだけ使わないこと。そして生態系に栽培が影響していないかを検査するなど、普通のコシヒカリとは異なる特別な条件が必要になります。
- 「生き物を育む農法」により栽培されたものであること
- 生きもの調査を年2回実施していること
- 農薬・化学肥料を減らして(地域慣行比5割以上削減)栽培された米であること
- 栽培者がエコファーマーの認定を受けていること。
- 佐渡で栽培された米であること。
米の販売1kgあたり1円が佐渡市のトキ環境整備基金へ寄付され、トキの生息環境の向上に役立てられるようになっています。
また、農薬については節減対象農薬は佐渡地域比5割減、化学肥料:佐渡地域比5割減と環境にかなり優しい。
佐渡は海に囲まれていることから夏涼しいため美味しいお米が栽培されるということですね。
朱鷺の暮らす郷を実際に食べてみました
では実際に食べてみましょう。
一口食べて衝撃を受けました。
朱鷺の暮らす郷はあまりに美味しい。
口に入れた瞬間から優しいお米の甘さが口いっぱいに広がり、うまさも最高レベル。魚沼産のコシヒカリをうま味だけでは抜いているかもしれません。
と思わせるほどの味です。佐渡のお米もなかなか凄い。
これは絶対に美味しいという自信がありますので、失敗しないお米のギフトとしても非常に良いと思います。
梅干美味しそうでしょ、大きい紀州の梅干しをご飯のお供として楽しんでみました。
炊き上がりの艶が本当に輝いていて、噛むたびに甘味があって美味しいです。これまで食べたコシヒカリの中で最も美味しいと感じました。舌で採点させていただいてますが、満点でも良いほどバランスの良いご飯です。
甘み
うまみ
粘り
舌触り
冷めた状態
朱鷺の暮らす郷を詳しく調査してみました
品種でいうとコシヒカリになるので、色は透き通る白が綺麗ですね。
また、粒がかなりそろっていますね。これは平成28年産のものでしたが、気候が良かったのかシラタも全くなく見た目だけでも品質の良さがうかがえます。
粒は長さ5mm、幅は3.1mm程度とコシヒカリにしてはやや大きいくらいの粒になりますね。舌ざわりで高評価になったのもこの粒の大きさも影響しています。ちょうどいい食感が楽しかったです。
平成29年に収穫されたものも実際に食べましたが、美味しさはしっかりと変わらずにできていましたよ。私の地元新潟ではコシヒカリ信仰があるのでなかなか認めてもらえていないのでは?と思うこともあるのですが、食べてみれば驚きの美味しさ。