玄米、発芽玄米、胚芽米の違いは?

お米の精米方法によって名前が異なる玄米、発芽玄米、胚芽米。精米の程度を調整することによって、白米よりも栄養価が高い部分を残したお米です。
玄米とは稲から脱穀したモミから、モミ殻を除いた状態のお米のことを言います。玄米を精米してぬかを取り除いくと白米になります。この玄米は胚の部分とぬかが残っているため、ビタミンやミネラル、食物繊維といった成分が豊富に含まれているのが特徴です。見た目はぬかが残っているため、お米全体が薄く茶色く見えます。
健康食品としてもすでに広く認知されており、白米と比較するとビタミンEは約12倍、食物繊維は6倍といいます。主食として日々摂取しやすいのがご飯です。たまに玄米を取り入れるのは健康的と言えるでしょう。
ただ、食べやすさの点で白米より少々面倒です。ぬかを構成する皮がお米の周りに残ってしまっていることでそのまま炊飯すると芯が残って、パサついた触感になってしまいます。最近の電気炊飯器は玄米を炊くための設定があるので簡単に炊けるようになったと思います。